屋根の棟板金

棟板金の釘抜け補修|木更津市千束台のO様邸にて屋根の補修工事

今回は 木更津市千束台のO様邸にて進めている屋根補修工事の様子をご紹介させて頂きます。

棟板金を固定する釘の補修工事

こちらの写真は屋根の棟板金。

屋根の棟板金

棟板金は横から釘で固定されているのですが、築7~10年ぐらい過ぎるとで抜けてきてしまいます。これは新築の時の施工不良ではなくどの家でも起こることです。

釘が抜ける原因は、棟板金の“熱膨張”にあります。

棟板金は金属のため、日に当たると太陽の熱で膨張し、夜気温が下がると収縮します。

膨張するときは釘も一緒に引っ張られますが、収縮するときは板金だけが収縮して、長い間膨張・収縮を繰り返すことで、徐々に釘が抜けてくるので打ち直しが必要なんです。

しかしながら、そのまま放置してしまうと釘穴から雨水が侵入して雨漏りの原因に繋がる恐れがあるんです。

日当たりの良い家だと釘が抜けるスピードも速くなるので、築7年くらい過ぎたら専門業者に屋根に登って釘のチェックをしてもらうことが大切です。